ザクロの歴史はとても古く、ギリシャ神話や旧約聖書に出てきます。
ギリシャ神話では多産と豊穣の象徴とされ、旧約聖書では、ブドウやオリーブとともに七産物として登場します。
エルサレム神殿の柱のデザインにもザクロが使われたそうです。
原産地はイラン地方で、そこからエジプト・ギリシャ・中国へ伝わったようです。
ざくろが日本伝わったのは平安時代で、中国から伝わったと言われています。
ざくろは、古くから薬用として利用され、外傷や潰瘍・炎症などの治療薬としても用いられてきました。
最近では、ザクロの種に含まれるエストロゲンが、更年期障害や生理前症候群(PMS)の改善・乳癌予防など女性の健康への効果が注目されています。